ウィーンに戻って参りました。/マスクの話
みなさま、こんにちは。
ウィーンでは11月3日から、再びハードロックダウンとなっておりました。
その知らせを受けたのが10月31日。
そして、次の日11月1日に私は再び日本に戻ることを決め、
2日にウィーン空港を発ちました。
そこから4ヶ月間、久々の年末年始を家族と日本でゆっくり過ごすことができ、
本当にひたすら「ゆっくり」してました笑
そして3月1日、まだまだコロナの猛威は収まる気配はないですが、
なんとかウィーンに戻って参りました。
留学を始めてから丸4ヶ月も日本に帰ったことがなかったので、
ウィーンに戻る瞬間の寂しさは今でも忘れられません…。
さて今日は、4ヶ月ぶりに再びウィーンに戻ってきた私が、
改めて感じた、日本との差やギャップ、違いについてのお話です。
まずはやっぱり、コロナ関係。
なんと言ってもマスクの件ですかね。
オーストリアでは今現在、屋内や交通機関を利用している時はFFP2マスクという、
普通のマスクより分厚くて、性能の良いマスクをつけなければなりません。
↑こんなやつ
軽くググってみると、こんな感じの説明↓
FFP2:94%のろ過率と8%の内部漏れ率。主に建物、農業、製薬産業で使用されています。また鳥インフルエンザ、SARS、肺ペスト、結核、新型コロナウイルスに携わる医療従事者が使用します。
これを破れば罰金対象です。
これはスーパー、薬局等で簡単に手に入ります。
大体見た感じ、1枚当たり2〜4€くらいで売られているイメージ。
が、しかし。
路上はマストではないのです。
つまり皆さん、外に出た瞬間、水を得た魚のように、
マスクを取り外し、息を吸い込んでいます。
大通りの路上の様子↓
皆さん、マスクはアクセサリーと言わんばかりに手にぶら下げております。
普段からマスクをつける習慣があった日本人と比べて
ヨーロッパ人はマスクをつける習慣は全くありませんでした。
それどころか、顔の半分を隠すことは、防犯上良くないという理由から
罰金対象になっていたくらいなのです。
そんな国の人達なので、やはりマスクを付けるということは相当なストレスなのでしょう。。
路上なら構わない、という暗黙のルールができているようで、
しかも路上なら、みんなマスクなしで平気で近距離でお話ししています。
なんなら道端で立ちながらビール飲んで軽い宴会のような光景も見られます。
警察や軍隊がその風景を見ても、黙認している風景があちらこちらで見られます。。。
せっかくコロナの為に作った法律なんだから、みんなその法律の真意を汲み取ろうよ…と
言いたくなります😅
FFP2マスクは布時代分厚いので、私も息をしづらいなと思うことがあります。
なので、屋外にいるときは、日本から持ってきた薄い普通のマスクを。
そして、屋内に入ったらFFP2マスクを付けております。
このFFP2のマスクは果たして、感染対策として十分な効果を得ているのか…!?!?
真偽のほどは分かりませんが、とにかく法律なので、厳守すべき事項というわけです。
ではまた。